CECH-2000シリーズ以降のモデルでは、Open Platformの機能は利用できません。
また、CECH-2000シリーズより前のモデルでも、システムソフトウェアをバージョン3.21以上にアップデートすると、Open Platformの機能は利用できなくなります。
FAQ
Q.
事前にどのような準備が必要ですか?
A.
ブートローダ(otheros.bld)とLinuxインストールディスクが必要になります。両方ともダウンロードする場合は、USB メモリーやDVD-R/RW など、空の記録メディアも必要です。
Q.
インストールにはパソコンが必要ですか?
A.
はい。Windows、Mac OS X、Linuxのいずれかが起動するパソコンと、ISOイメージ(ブータブルインストールディスク)からLinuxディスクを作成するためのDVDドライブも必要です。現在、PS3™に搭載されているインターネットブラウザでは、任意のダウンロードコンテンツを記録メディアの任意のディレクトリに保存することはできないため、PS3™だけを使ってインストール用記録メディアを準備することはできません。
Q.
「他のシステム」の起動時には、毎回ブートローダ(otheros.bld:PS3™でLinuxを起動するファイル)をインストールする必要がありますか?
A.
いいえ。一度正しくインストールしたブートローダは、電源を切った後もPS3™に残りますので、毎回インストールを行う必要はありません。ただし、PS3™のブートローダ格納領域にインストールされたブートローダが、「他のシステム」やブートローダ自身により壊されてしまった場合にはこの限りではありません。そのような状態になった場合は、PS3™の電源ボタンを「ピッ」と音が2度するまで(約10秒間以上)押したままにして起動し、強制的にPS3™のシステムソフトウェア画面に戻ってから、再度ブートローダのインストールを行ってください。
Q.
PS3™のシステムソフトウェア画面に、[優先起動システム]の項目が見当たりません。
A.
[設定]>[本体設定]>[他のシステムのインストール]からブートローダのインストールが正常に終了するまでは、[優先起動システム]のメニューは表示されません。当Webサイトのインストール手順に従って、ブートローダのインストールを完了させてください。
Q.
Linuxを使っていたのですが、PS3™のシステムソフトウェア画面(クロスメディアバーが表示される画面)に戻れなくなってしまいました。
A.
LinuxからPS3™のシステムソフトウェア画面に戻る方法は、PS3 Linux utilityのバージョンによって異なります。現在のバージョンでは、コマンドラインで”ps3-boot-game-os” と入力することでシステムソフトウェア画面に戻ります。詳しくは、入手したLinuxディストリビューションの提供元、または、関連するコミュニティでご確認ください。なお、PS3™の電源が切れているときに、PS3™の電源ボタンを「ピッ」と音が2度するまで(約10秒間以上)押したままにしてPS3™を起動した場合には、次回から強制的にPS3™のシステムソフトウェアが起動します。
Q.
PS3™の内蔵ハードディスクの全領域をLinuxで使用することはできますか?
A.
いいえ、PS3™のシステムソフトウェアは、内蔵ハードディスクに”PS3™”領域を必要とするため、ハードディスクの全領域をLinuxで使用することはできません。
Q.
PS3™の内蔵ハードディスクに「他のシステム」用の領域を確保しないまま状態で、ブートローダをインストールすることはできますか?
A.
はい、ブートローダの種類によっては可能です。一般的には、”Live Linux システム” (DVDやUSBメモリーから直接起動するLinux)の場合は内蔵 ハードディスクを必要としません。それ以外のブートローダについては、入手したブートローダの提供元にお問い合わせください。
Q.
Linuxやブートローダをアンインストールするには、どうすればよいですか?
A.
PS3™の[設定]>[本体設定]>[フォーマットユーティリティ]>[ハードディスクのフォーマット]からPS3™内蔵ハードディスクを再フォーマットすることで Linuxをアンインストールできます。ブートローダはアンインストールすることはできません。ただし、当Webサイトのインストール手順に従って、別のブートローダを上書きインストールすることはできます。また、PS3™の[設定]>[本体設定]>[優先起動システム]を[PS3™]に設定することでPS3™のブートが初期設定に戻り、ブートローローダを無視することができます。